画像はOVA・銀河英雄伝説に登場する自由惑星同盟の階級章。筆者が最近ハマっている。
ところで帝国の階級がよくわからないのだが
エリデンに登場する帝国と連邦。この2つの勢力のもとで仕事をすると、それぞれの海軍階級が徐々に上がってゆく。一部の猛者は短期間にものすごい数の仕事をこなし、階級を爆上げするという話もある。これらの階級が上がってゆくにつれ、特定の船や星系がアンロックされていく、というのが海軍階級だ。
だがその階級の名前、そしてその意味、ぜんぶわかるだろうか?完全にエリデンの物語(lore)部分になってしまうが、「この階級はどのくらいエラいのだろう」と思ったことはないだろうか。
そんな疑問に少しでも答えられるよう、今回は帝国、そして連邦の階級について、読み方と日本語訳を紹介する。
帝国海軍の階級一覧
英名 | 読み方 | 日訳 |
---|---|---|
Outsider | アウトサイダー | よそ者 |
Serf | サーフ | 農奴 |
Master | マスター | (奴隷等の)主人 |
Squire | スクワイア | 大地主 |
Knight | ナイト | 騎士 |
Lord | ロード | (荘園の)領主、卿 |
Baron | バロン | 男爵 |
Viscount | ヴァイカウント | 子爵 |
Count | カウント | 伯爵(※意味はEarlと同等) |
Earl | アール | 伯爵(※意味はCountと同等) |
Marquis | マーキス | 侯爵 |
Duke | デューク | 公爵 |
Prince | プリンス | (小国の)王 |
King | キング | 王 |
帝国の階級には封建制時代のイギリスのような雰囲気がある。おそらくそこを原典として階級を作ったのだろう。
Lord(領主)は、イギリス封建制のもとでは本来、爵位を持った人物を指す地位であるが、エリデンでは何故か分かれている。卿という日本語訳が最も当てはまると思うのだが(ロード・オブ・パーラメント(wikipedia)など)物語(lore)的には、男爵の下に位置しているため「爵位を持たない領主」を指しているのだろうか・・・?
CountとEarlはどちらも「伯爵」だが、これは使う国によって違うというだけで実際は同等である。イギリスではEarl、イギリス以外ではCountと呼んでいる。
なお帝国はその名の通り帝政を採用しているので、王の上は皇帝となる。ここでいう王はあくまで(帝国の中に存在する)一国の王なので、その中では一番エラい、というだけである。
連邦海軍の階級一覧
英名 | 読み方 | 日訳 |
---|---|---|
Recruit | リクルート | 訓練兵 |
Cadet | キャデット | 士官候補生(意味はMidshipmanと同等) |
Midshipman | ミッドシップマン | 士官候補生(意味はCadetと同等) |
Petty Officer | ペティ・オフィサー | 軍曹 |
Chief Petty Officer | チーフ・ペティ・オフィサー | 曹長 |
Warrant Officer | ウォラント・オフィサー | 准尉 |
Ensign | エンサイン ※米語ではエンスン | 少尉 |
Lieutenant | ルテナント | 大尉 |
Lieutenant Commander | ルテナント・コマンダー | 少佐 |
Post Commander | ポスト・コマンダー | 勅任中佐 |
Post Captain | ポスト・キャプテン | 勅任大佐 |
Rear Admiral | リア・アドミラル | 少将 |
Vice Admiral | ヴァイス・アドミラル | 中将 |
Admiral | アドミラル | 大将 |
連邦の階級は、連邦海軍の階級呼称になっているためモロに軍隊の階級名である。
なおキャデットとミッドシップマンはどちらも「候補生」と入っているが、(おそらく原典にした)イギリス海軍内にて、時代によって名称が変わっているだけなので特に差はない。昔はミッドシップマンと、今はキャデット(というと一般的に「士官候補生」となるが)と呼んでいるだけである。
ポスト・コマンダーとポスト・キャプテン(en.wikipedia)についても同様に、昔のイギリス海軍で「何らかの理由により、階級に関係なくその場限りでその船の船長を務める人物」を指して「ポスト・キャプテン」と呼ばれていたのが由来だろう。本来は「ポスト」はつかず、単に「コマンダー」と「キャプテン」である。
この辺りは、エリデン世界における連邦海軍(の中の我々CMDR)は「海軍補助艦隊(navy auxiliary)」に属するから、という背景があるからだろうと筆者は推測する。いわゆる”ホンモノ”の軍人ではないから、であろう。
おまけ:パイロット連合の階級
我々CMDRは、船や星系のアンロックを得るための海軍階級よりも、パイロット連合の階級のほうが馴染みのある・・・というか右パネルを見ればすぐ目に入るのではないかと思う。戦闘・探索・交易の3階級だ。
この3階級は、以下のようになっており、どれか1つでもEliteを得ると「全商品完備・全品10%OFF」という素晴らしいステーション「Jameson Memorial(Shinrarta Dezhra星系)」への進入許可を貰える。
戦闘 | 探索 | 交易 | CQC | |
---|---|---|---|---|
1 | Harmless | Aimless | Penniless | Helpless |
2 | Mostly Harmless | Mostly Aimless | Mostly Penniless | Mostly Helpless |
3 | Novice | Scout | Peddler | Amateur |
4 | Competent | Surveyor | Dealer | Semi Professional |
5 | Expert | Trailblazer | Merchant | Professional |
6 | Master | Pathfinder | Broker | Champion |
7 | Dangerous | Ranger | Entrepreneur | Hero |
8 | Deadly | Pioneer | Tycoon | Legend |
9 | Elite | Elite | Elite | Elite |
ちなみに、筆者がElite: Dangerousを始めてから最初に達成したのは「交易」のEliteだった。データ輸送、貨物輸送、貨物調達、旅客、マーケットでの売買利益などから合計利益10億5000万CRを達成すると得られるのが交易Eliteである。
探索Eliteは、探索データの合計売却額が3億2000万CRで得られる。筆者はそうだ、Colonia行こう。の時のデータ売却で1億3000万CRほど稼いできたのでPioneerを得ることができた。Eliteまでにはあと1回、それもしっかり探索をしながらColoniaまで往復しなければならないだろう・・・。
戦闘Eliteは他2つとは異なる計算方法で階級が上がってゆく。ここで解説するにはスペースが足りないのでこちら(elite-dangerous.fandom.com)を参照してほしい。下の方に若干日本語で解説してある。